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[Novel] 京極夏彦 / 姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)

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姑獲鳥(うぶめ)の夏
京極 夏彦

価格 ¥ 840

魍魎の匣 文庫版 狂骨の夢 文庫版 鉄鼠の檻 文庫版 絡新婦の理 文庫版 塗仏の宴―宴の支度

by G-Tools


活字の鬼・京極夏彦(俺命名)。「ひさしぶりに小説でも読んでみっかな〜」的気分では絶対に読めない。物語にのめりこむ気分でいくのがベスト。それだけの土壌は十分に揃っている。というのも、この物語には圧倒的な『雰囲気』があるのだ。どのページでも場面の書き込みが尋常で無く、凄まじい迫力を醸しだしている。世界観にシンクロできれば、一気に読み終えてしまう大作なのだ。…って書いてみたけど全然この小説の魅力を伝えきれない!仕方ないので今回は私の友達の力を借りて、紹介文を引用させて頂きました。以下からが本当のエントリーとなります。

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うぶめのなつ。ばーい、京極夏彦。京極夏彦のデビュー作です。かなり厚いですが、京極堂シリーズでは一番薄いので、これを乗り切らないと他のは読めません。他の短編物は京極堂シリーズに比べたら少し薄目です。

さて、この本編シリーズ。京極堂という古本屋で神主の中善寺秋彦さんが探偵役。京極堂が好きになれるかなれないかは、この人の蘊蓄に耐えられるかによるかもしれんです。一応助手は主人公の関という作家です。鬱病でいつもじめじめした人ですが、奥さんは大変出来た人で、私はこの夫婦も好き。京極の妹も奥さんも良い味出していて好きです。京極堂はともかく、関が結婚出来ている事実がいつも驚きます。あれですかね「この人、私が居ないとダメだから」とか言う理由で奥さんはついつい結婚しちゃったんでしょうか?どこかで関の魅力がふんだんに出てくるのを待つばかり。私は関も好きですけどね!一番好きなのは、探偵の(探偵役ではない。職業探偵なのだ)榎木津です。『僕は神だ!』とか言い切っちゃうちょとアレな人ですが、最高。子供が大好きで、子供のような人ですが、強いし実は頭がめちゃくちゃいい。天才となんとかは……の良い例なひとです。しかも、彼にはちょっと秘密があって、それがホラーっぽいといえばホラーっぽいし、ミステリの中ではアンフェアになりそうな所です。でも、京極は榎木津の特殊能力だけで事件を解決することがないので、フェアなミステリ。榎木津はその特殊能力で事件を解決してますが、電波系独走なので誰もついていけません。結局京極が説明するのです。さらにー、京極はキャラも立ってて面白い。

舞台は昭和で戦後の話です。昭和20年〜30年頃なのかしら?この時代感もいいです。なんとなーく、垢じみた古くさい感じとか、新しい物と古い物が混じって混乱している様子とか。昔の松本清張の映画っぽい。ストーリーとしては、民俗学とか好きな人は結構ほーっと思う事があって面白いかも。恐怖をただの恐怖としてとるのではなく、分析する。何もかも分析。でも、わからないものまでは無理に理由をこじつけない。みたいな。

うぶめの夏に限って言うと、ミステリじゃありません。強いてミステリと言うのなら、叙述トリック満載です。誰が殺したとか、どうして殺したとかじゃない。もっと人間のどろどろした感じの所をばさっときるかんじ。だから、読んでいる途中で誰が犯人かとかはわかってしまうのですが、それは放っておいて最後まで読む。シリーズ最初だし。
この話に出てくる人が後々出てくるので、これを読んでおかないと判らない事とか出てきます。シャーロックホームズとかはどこから読んでも支障はないが、京極堂は全体が微妙につながっているので、順に読んでいった方が良いような気がしました。京極堂は本編を読んだ後、妖怪小説の百鬼夜行を読むと大変面白いです。各事件のサイドストーリーなので。

でもうぶめで映画か。私はまだ全巻読んだわけでは在りませんが、今のところ一番うぶめがつまらな……いや、面白いけど!私は魍魎の筺に凹みました。気持ち悪いっていうか、後味が最高に悪い。でも面白かったなぁ。榎木津好きには薔薇十字探偵団です。榎木津ばっか!最高!京極が結構楽しめた人は、今市子という人が描いた漫画「百鬼夜行シリーズ」もおすすめ。この話はまた今度。

posted by マキさん
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[あらすじ](amazonから抜粋)
この世には不思議なことなど何もないのだよ――古本屋にして陰陽師(おんみょうじ)が憑物を落とし事件を解きほぐす人気シリーズ第1弾。東京・雑司ヶ谷(ぞうしがや)の医院に奇怪な噂が流れる。娘は20箇月も身籠ったままで、その夫は密室から失踪したという。文士・関口や探偵・榎木津(えのきづ)らの推理を超え噂は意外な結末へ…
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タイトル:姑獲鳥の夏 著者  :京極夏彦 出版社 :講談社ノベルス 読書期間:2004/12/4 - 2004/12/9 お勧め度:★★★★ [ Amazon | bk1 ] その分厚さゆえになかなか手が出なかった京極さんの本。映画化も決まったし、どっぷりとその世界につかるのもよいか
「姑獲鳥の夏」京極夏彦 | AOCHAN-Blog | 2004/12/18 2:05 AM
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- | - | 2007/03/23 11:47 AM
管理者の承認待ちトラックバックです。
- | - | 2007/05/25 10:51 PM
シャーロック・ホームズシャーロック・ホームズ (''Sherlock Holmes'') は、小説家アーサー・コナン・ドイル|サー・アーサー・コナン・ドイルが19世紀に発表した推理小説、シャーロック・ホームズシリーズの主人公で架空の人物。天才的な観察眼と推理力を持つ私立・諮問
シャーロック・ホームズについて | ミステリー館へようこそ | 2007/07/04 1:12 AM





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